イノシシレシピ「猪のマーボー春雨」
かなり得意料理になマーボー春雨、作ったんで紹介していきます。
と言っても以前書いた「猪の麻婆豆腐」とほぼレシピ一緒なんですけどねw
ただ以前と違って簡易的な作り方しますので、ぜひご参考にしてください。
材料
猪のひき肉 200g
春雨 80g
にんにくチューブ 2センチ
生姜チューブ 2センチ
白ネギ 1本
調味料
豆板醤 小さじ1or大さじ1
甜面醬 大さじ1
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1or2
水 300ml
砂糖 小さじ1
片栗粉 大さじ2
ラー油orごま油 大さじ1
お好みで花椒
まずは春雨をゆでる。今回はショートサイズの春雨を使用。長いのだと多分切らないと長いwだいたい3分から5分ゆで、ざるにあげておく。柔らかくなったらいいかな。
で、ねぎをみじん切りにする。斜めに切りきらないぐらい(真ん中の写真程度に隙間をあけて切っていく)で全体を斜めに切る。これを裏表両方して
で両方終わったら輪切りの感覚で切っていく。そうすると簡単にみじん切りに。
でひき肉を炒めて「しっかりと火が通ったら」テンメンジャン、豆板醤、にんにくチューブ、生姜チューブを入れて炒めていく。
(今回使う猪肉の写真を忘れた、、、)
炒め終えたら水、鶏がらスープ、醤油、砂糖などの調味料を入れて、ひと煮立ちしたらすかさず味見。でもしすぎておなか一杯になってくるw
味が決まったらゆでておいた春雨を入れてゆでる。ゆでてスープをいい感じに吸ってきたら水溶き片栗粉を数回に分けて入れて、お好みのとろみ加減にする。いい感じになったらみじん切りにしておいたネギを入れてささっとまぜれば完成。
お好みで花椒をかける。花椒は香りがすごくよくて好きなので結構な量を振りかけるw
あとはビールと一緒に食べるだけ。
猪から出たうま味と鶏がらスープを吸った春雨がおいしくて、なおかつ春雨とひき肉の歯ごたえがたまらなくおいしかったです。ごはんでもぜんっぜんいける。
豆腐は日持ちしないけど春雨なら日持ちするしかなりおすすめです。猪のひき肉があるのであればぜひお試しください。
以上、猟師のばんめしでした。
イノシシレシピ「猪の焼きそば」
今日はキャベツともやしが余っていたので何の気なしに猪使って焼きそば作っていきます。これこそ気合い入れず適当に作った猟師のばんめしなのかもw
材料
イノシシ肉約100g
キャベツ8分の一
もやし一袋
そば&付属のソース
まずはお肉切る前に野菜、キャベツ8分の一を適当に切り、もやし一袋をざるにあけてお水で洗う。
あと関係ないけど今回ローソンの焼きそば買いました。これめっちゃ安いのね、ソース入りで130円。もちろんスーパーで買うよりは負けるけど手軽さで言えばかなり軍配上がる。
今回使うイノシシ肉はこちら
モモですね。筋の具合とか油の付き具合と形状でわかるようになりますw
でも本来ならロースのほうがおいしいけど今回はモモ。
冷凍庫から取り出したばかりだったので今回レンジの解凍で半解凍モードというのがあったのでやってみました。赤みを下にして解凍しましたが割と下側が早くに解凍してきたので早めに切り上げる。何分かは見てませんでした。。。
半解凍にした状態でスライスしていく。(半解凍だとしっかり薄くできます)
そのままだとでかすぎてそばになじまないと思ったので3等分に切る。
切ったら同時進行で肉とそばを別々のフライパンで焼く。肉には塩コショウの下味をつけていく。(下味大事ですよ )そばは酒と醤油を人回しして焼き付けていく。
(そばはどんなに鍛えた鉄パンでも絶対引っ付いてどえらいことになるのでそばはテフロンで焼くことおすすめしますw)
ちなみにそばは焼くの面倒であればレンジでチンすればOK
いい感じに焼けてきたら野菜をだばぁ
いい感じに🅂んなりしてきた、これだけでも絶対おいしいやつ♡
別で炒めていた焼きそばにお肉と野菜を入れて混ぜ合わせ、付属のソースを入れて混ぜ合わせる。
混ぜ合わせt味見をして味が足りなければオタフクソースなりソースを追加で入れる。
あとは盛り付け完成
もうシンっプルにおいしい。お肉も大きめなのでイノシシの主張も大きい。
今回猪臭がほのかに香るお肉でしたがソースの香りでがっつりカバーされてていわれないと気付かないおいしい焼きそばになりました。
以上、猟師のばんめしでした。
イノシシレシピ「猪の心臓塩コショウ炒め」
今回とれたて新鮮の猪の心臓をいただいたので、シンプルに塩コショウ炒めしていきます。心臓の下処理の方法もあるのでぜひ参考にしてください。
ちなみに我が家では心臓だけでなく猪の肉も入れていきます。こすることで2つの味や触感が楽しめます。もちろん肉なしでもOK。
今回使う材料はこちら。
心臓一つ
猪ロース肉
白ネギ一本
あとは塩コショウ
(心臓ちょっと切れてるけどこれ血抜きの際についたものです。猪の心臓の位置を把握してナイフを刺すんですが自分がやるとこれがまぁうまくいかない。さすが30年40年やってきただけある、、、)
心臓は白い部分をトリミングしていく。半分に割ったりして切ったりしていく。
トリミングができたら短冊状に切っていく。
切れたらたっぷりめの胡椒と塩小さじ半分ぐらいかけ揉んでいく。塩は後で足せるので少なめに。
お次はネギを同じぐらいの長さに切っていく。
材料の準備ができたらフライパンに油を入れ焼き付けていく。少々の焼き目がつく程度に最初は動かさずに焼いていく。
(うまそう、、、毎度おなか減ってるときに書くのよねw)
いい感じに焼けてきたらネギを入れてさっと焼く。そこで味を見て適度に塩をや胡椒を追加する。
あとはおさらに盛り付けビールと一緒にいただく。
ぷりぷりとした触感の間にロース肉が入ってきて、そこから猪の肉の味が広がって行き鼻に通り抜ける胡椒の香り。
新鮮だからか臭いにおいも一切なくめちゃめちゃ美味です。
心臓が手に入ればぜひお試しください。
以上、猟師のばんめしでした。
猟師がやってる精肉「猪肉の血抜き方法」
血抜きがうまくいってない猪は臭い等々よく言われてますよね。
幸いにも私が所属するグループは大ベテランしかおらず血抜きがうまい方しかいらっしゃいません。なので臭いお肉はめったにないのですが、私は持って帰った後さらに血抜き処理をします。肉の見た目もよくなりますしね。
おかげさまで人にあげた肉で臭いといわれたことがありません。
その方法を今回ご紹介します。
※閲覧注意!お肉の塊が出たりして微グロです。
また行う際は自己責任です。手袋やアルコール消毒などして衛生には気を付けましょう。
今回いただいた肉はこちら。まずお鍋に入れる。
水を入れて揉んで捨てる。これを2,3回繰り返す。
次にかぶるほどの水を入れてだいたい小さじ1ほどの塩を入れ、30分から1時間ほど水につける。
(中華料理で同じよう水につけて血抜きをする方法があり、それを参考にしてますが塩を入れた方が浸透圧の関係で抜けやすくなるんじゃないかと思って入れてます。根拠はありませんw)
いつものルーチンだとこの作業が終わったらお風呂に行くw
漬け終わったらザルなどに上げる。
そのあと犬のトイレシートで一つ一つ水気を吸い取る。
トレーにトイレシートを引き、その上に「赤身が下」になるように敷き詰めて、その上にトイレシートをかぶせる。肉が乗り切らなければさらに上にトイレシートを引き2重3重にする。
終わったら冷蔵庫で保管。
朝夕1日2回ほどトイレシートを交換する。1日目なんかはトイレシートが真っ赤になるけど、2,3日ぐらいすると血ががこれぐらいになる。ここまでくれば終了。
終わったら真空にかけ、とった日付と部位を書いたラベルを貼り付け終了。
あとは冷凍庫へぶち込む。
手間ではありますが脂身についた血が取れて白くなり、臭みもなくなります。
お肉をもらったor捕った際はぜひお試しください。
以上、猟師の精肉でした。
イノシシレシピ「猪の麻婆豆腐」
みんな大好き麻婆豆腐
猪で作ると中華のスパイシーな感じの中にしっかりと肉の味を感じれるおいしい料理になります。簡単にできるし具材も安いしおいしくて大好きなのでしょっちゅう作ります。
ふっつーのレシピですが、猟師が作る麻婆豆腐の様子を書いてみます。
材料
猪のひき肉 200g
豆腐 1丁
にんにく 1かけ
生姜 にんにくと同量もしくは倍
白ネギ 1本
調味料
豆板醤 小さじ1or大さじ1
甜面醬 大さじ1
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1or2
水 300ml
砂糖 小さじ1
片栗粉 大さじ2
ラー油orごま油 大さじ1
お好みで花椒
まずお豆腐をゆでる。これ飛ばす人いるけど結構大事。これしないと崩れやすくなる。
2センチ角に切り、分量外の塩一つまみを入れたお湯にドボン。
沸騰してから3分ほどゆでたらざるにあける。
ゆでる間ににんにくとしょうが、白ネギをみじん切りにする。
生姜とにんにくは同時に炒めるので、併せておく。チューブでもいいんだけど飛び散るのよね、炒めてるときw
終わったらひき肉を炒める。今回使ったお肉の様子はこちら。
解凍したのち、適量の油をフライパンに入れて焼く。
生の状態がなくなりしっかりといたまったら甜面醤を入れて全体的にいたまったら開けておく。豆腐の皿がちょうどいいw
ここでもコツなんだけど、水分がなくなるぐらいしっかりと肉を炒めることが大事。
次に本調理。
鍋に分量外の油を多めに入れ、豆板醤、しょうが、にんにくを入れてしっかり炒める。
炒めたのち、水、鶏がらスープの素、醤油、酒、砂糖を入れる。
ガラスープの分量は適当なので味を見つつ調整する。
めっちゃうまくて2口3口飲むw
だから完成時におなかいっぱいになるんだろうな、、、w
沸騰しだしたら豆腐を入れて3分から5分煮る。
に終わったら片栗粉を水で溶いて、3,4回に分けてちょっとずつ入れてとろみを調整する。とろみがついたらラー油を入れ、そこにみじん切りにした白ネギを入れて1,2分煮る。
ちなみに我が家ではローカンマという中国のラー油使ってるんだけどそんなに辛くなく、しかし本格的な香りがしてそこまで香りが強くないのでなんでも使えるけど、これ中華レシピで使うと一層本格的になるので好き。
しかもちょうどなくなったので追加で買わないと。業務用スーパーありました。
あとは皿に盛り付けてビールと一緒に食べる。
ちなみに横にはミル付きの花椒が置いてあるのでめっちゃ振りかけるw
今回豆板醤多め、花椒多めだったので結構からかったけどこれがおいしいのよね。
しかし飽きずになんども猪麻婆豆腐作ってるけどやっぱうまい。
今回も美味でした。
以上、猟師のばんめしでした。
イノシシレシピ「猪の薬膳火鍋」
何を隠そう辛い物大好きです。火鍋は定期的に食べたくなります。
一時期カルディの火鍋にハマり、そこから調べまくって本格的な薬膳火鍋レシピを考案しました。それをご紹介しつつ獣肉で作っていこうと思います。
まずスパイスを鍋に放り入れる。
スパイスの材料は
唐辛子 2本
粉末唐辛子 好きなだけ
花椒ホール 好きなだけ
八角 1つ
シナモン 1本
ニンニク 1かけ
ショウガ スライス3枚
クコの実 3粒
ナツメ 1粒
で、香りには必要ないけど今回クチナシの実が残ってたのでそれもぶち込む。
色が出てより本格的に見えます。
あとは水を入れ、火にかけ抽出。
切った白菜を入れて鶏がらスープの素を入れる。今回白菜の外側で火が入りにくいので先に白いとこを入れる。
肉の準備。以前人力スライスした猪のロース。今回はこんな感じのもの。
お鍋に鍋の具材を入れていきます。今回は
白菜 2,3枚
豆腐 半丁
白ネギ 1本
椎茸 2つ
油揚げ 1枚
あとは火にかけて完成。
お好みで抽出したスパイスは外すといいかも?花椒なんかはガリっと行くとピリピリしてきますが、自分は好きなのでそのままw
レタスとかマジでおいしいのよね。レタスをしゃぶしゃぶすると香りをまとったシャクシャクのピリ辛レタスが、、、、
汗かきつつ完食しました。
以上、猟師のばんめしでした。
イノシシレシピ「猪の筑前煮」
煮るだけ簡単筑前煮、猪を使うと猪のおいしい脂がまとわりついて絶品でした。
大量に作れるし日持ちもするしでかなりおすすめな料理になりました。
材料:ごぼう、里芋、こんにゃく、人参、レンコン、干ししいたけ
調味料:醤油、酒、みりん 大さじ5
炒めるようのごま油 大さじ2
材料の量は以下写真にてw
ただ今回冷凍しようと思ってたのでこんにゃくは入れず。冷凍しちゃうとすが入ってあんまりおいしくなくなるのよね。
ただ5日ぐらい日持ちするので、冷蔵保存で食べる方はぜひ入れてみてください。
干ししいたけは今回3つ、今回作り始めにつけたので間に合わないと思い鍋をちょっと火にかけて1カップのお湯で戻す。こうすると早い!
根菜類はそれぞれ皮をむき一口大に切っていく。
ごぼうは切ってからそのままにしておくと色が悪くなるので最後に切りました。あく抜きすればいいんだろうけど、今回はすぐゆでるのでそのまま。
切ったらかぶるぐらいのお湯で10分ゆでます。で分量外の洗ってないお米大匙1ぐらい入れる。そうするとあく抜きしやすくなるはず。
今回の主役、猪のばら肉。分量としては300か400gぐらいかな?脂がかなりたっぷり♡
ちょっと色がくすんでたとこがあったのでそこをトリミング。
んで2センチ角のサイコロ状に切る。(脂すげえ)
で、猪肉をたっぷりのごま油で焼いていきます。火を通すというよりも焼き付けて焼き色付けていきます。(すでにめっちゃうまそう)
ちなみに量がかなりあるので結構大きめの鍋で。
焼けてきたら別で湯がいていた根菜類をドーーン。根菜類も混ぜて油をまとわせつつちょっと炒める。
炒めたら、椎茸を4分割に切って入れつつ(忘れてたw)戻し汁を150ml入れて
醤油、酒、みりん大さじ5入れる。ちょうどひたひたになりました。
あとは落し蓋して10分煮る。
10分に終わったら落し蓋を取り、水分が半分になるぐらいまでゆでる。
結構時間かかったwちなみにあんまり混ぜすぎると崩れるので混ぜるのは2,3回ほどでとどめておく。で味を見つつ最終調整。
でもめっちゃうまいから調子乗ってどんどん味見してるとおなか一杯になるんだよねw
んで完成。きぬさやなんてあると華やかだけどビールで良し。w
今回の付け合わせはカツオのたたきにしました。
これマジでほんと猪の脂がめっちゃうまくて鳥で作るより比じゃないぐらいコクがあってもんのすごいおいしかった。これはいつかリピートだな。
切るのは手間だけど量もできるし人数集まった時めちゃめちゃいいかも。
今回も美味でした。
以上、猟師のばんめしでした。